3日後。

8年住んだこの街を旅立つ。 この週末、ついに6年半働いた仕事場を後にした。 これは単なる休憩なのだ、とココロの中では言い訳しているが、 ある場所から旅立って行く、という時にはそれなりの覚悟が必要だ。 いつだってそれが最後かもしれない。もし、ま…

 つぎに。

11月、30余年使って来た名前が変わることになった。 日本だと、これはたった1枚の紙を記入して提出すると終わってしまう行事なのだが、 この国では少々複雑だった。市役所でわれわれ2人とそれぞれの証人がサインする儀式を しなくてはならない。その日を予…

a new road

長いときが経ったようだけれど、たった5ヶ月だ。 いろいろあった、といえば簡単だけれど、最近人生とはそういうものだと思うようになってきた。 大きな波が来たり引いたり、小さな波が来たり引いたり・・・その波間をぬいながらふらふらと 進んで行く小舟な…

 to do list...

] ↑http://adsoftheworld.com/taxonomy/brand/tappening TO DO LISTなんて焼け石に水な方法だろうと思いつつも、あまりにもいろんなことが片付かないのでWEB上にあるプログラムを利用してみることにして一週間。 LifehackとかそういうHowTo系の世界から自由…

 ネットで伝えられないもの

おとといBarで知り合いがビール片手に、人間の五感のなかで、嗅覚と触覚は記号化できないんだ、とかなんとか言っていたのが頭の隅に引っかかっていたのだけれど、それは要するに においとさわった感覚 はネットで伝えられない、ということなんだ、と急に腑に…

 no読書な日々(たまにはいーか。)

←by http://weheartit.com/ 5月はドイツもゴールデンマンスとでもいうのか祝日が3日もある。日本のようにつづけてある訳ではなく、とびとびに3回。ドイツ語では中1日あいている祝日(木曜日か火曜日が祝日の時)のとき、中の日(この場合、金曜日や月曜…

とりあえず。

こっそり、復帰させときます。

googleデザインの10か条

うーむ。ちょっと前に流行ってたらしい記事。 記事のリブログは避けようと思いつつなんか気になるのでメモ。 いつもどこかで気にしているコトががつーんとすっきり表現されていたので。 建築だってきっと速い方がイイよなあ?! Google's Design Guidelines1…

 イメージを読む

若桑みどりさんの「イメージを読む」読了。去年,亡くなったときに彼女の本を読んだことがなかったので買ってみたのだった。ものすごく全うな美術史入門の本で、超に超がつきそうなほど有名な4人のルネッサンス時代の画家の作品が読み解かれていく。ミケラ…

 アルタ前?

久々に,この人の日記で笑った。 「アルタ前のアルタは、ここのことでしょうか?」 ああやっぱり,この人の書く文章が好き。平然として、とっても変なところに引っかかってくるところ。 昔、学部の学生だった頃、この人の書いたエッセイ「牛への道」があまり…

 楽譜が3次元だったら。

こういうのiTunesのビジュアライザーであったらいいのだけどなー。 http://llamamelola.com/2008/04/07/la-montana-rusa-de-la-zurich-chamber-orchestra/ ↑このサイトでダウンロードもできます。

 屋根のうえで。そして川のむこうに。

現場で上棟式があった。1年以上前に設計した家の工事がだいぶ遅れてはじまったので、やっとその日を迎えることができた。ひとつのプロジェクトを進めていく、ということはただ机上で図面をひくことではなく、ものすごくたくさんの人との協同作業だ。家/建…

in the bar

ダンスをみたあと、みつけたBar。 無造作にさがる電球の群れのそっけなさ。 この街に住む数少ない同業者の友人と、久々にとりとめない話を、とりとめない空間で。

ダンスダンスダンス!

昨日、久々にダンスをみにいった。3人の気鋭(らしい)の振り付け家による3つの作品を某M市立劇場付きダンサーたちがおどる。 Ko"rpersprachen=身体言語 というシリーズ。1つはフォーサイスの96年の作品で、やっぱりどれよりも面白かった。 (他の2つは…

 言語と建築

佐藤信夫さんの「レトリックの意味論」をついに読了。長かったー(汗 この間、いつだか書いた広大な大地の片隅に建つプロジェクトのプレゼンの準備でここではめずらしく連日12時近くまで労働・・・。ついでに州の公認ケンチクカ登録の書類の準備も平行して進…

pinguin x book ?

Penguin by Design: A Cover Story 1935-2005作者: Phil Baines出版社/メーカー: Penguin Books発売日: 2006/04/06メディア: ペーパーバック購入: 3人 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る つまるところ、ただ、ペンギンが好きなのです。ハイ。 …

 Bignessの最果てへ

LINKED HYBRID by Stiven Holl今読んでいる本はなかなか時間がかかっているので、日々目につくものなどを。 世界はどこへ行くのか? これは本当に現実なのか? 〈ビッグネス〉は破壊する。だがそれはまた、新たなはじまりでもある。それは、壊したものを組み…

トキを刻む・・・

Download: DROPCLOCK (win/mac) yugo nakamura氏の新作スクリーンセーバー。 お気に入りの音楽をながして、ぼーっと眺めながら別世界へトリップ。 目がはなせなくなってしまって、スクリーンセーバーの意味なし・・・。 やっぱりこの人はスゴイ。see→http://…

サンタの家

ドイツの子供なら誰でも知っている一筆描き遊び。 同じ点は何度通ってもいいけれど、同じ線は1回しか通ってはいけませヌ。 1.Das 2.ist 3.das 4.Haus 5.vom 6.Ni- 7.ko- 8.laus! 1筆づつ、ダス→イスト→ダス→ハウス→フォン→ニ→コ→ラウス!といいながら描きマ…

 祝/メモ

ミニ昇給。いいかげん、本とCDだけにお金を使うのをやめて、春だし、服を買って髪を切ろう。と思った、3月の給与明細。 とはいえ、今日日本から届いた荷物に入っていたピアノ特集(3月号)のEsquireを見てたらまたCD欲が・・・。 昨日からのリンクをぼちぼち…

 休みの後に。

5日間、復活祭休暇でしばし世間から隠遁。それにしても、なぜこの時期に雪?気温がマイナス?もう桜だって咲いているのに・・・ 突然ですが、講談社新書の装丁の話。これにやっぱりココロをいためている人は沢山いたのだ。某超有名ブログで記事を見つけて今…

 ココロは遺伝するのか?

「心はどのように遺伝するか」読了。明日から、イースター(復活祭)休暇なので、滑り込みセーフ。 行動遺伝学などという分野があることも知らなかったし、双子の研究というのがどういう分野に役立っているのかも全然しらなかったけれど、この本はそういう分…

 自然のつくりしもの

とてつもなく圧倒的な時がある。 昨日、新しい仕事の敷地を見に行った。 その敷地を遠く眺めると、古い木立があった。 コレを目の前にして、私たちがこれからできることとはなんだろう。

 雨のち氷柱?

今日のグーグル天気予報。 こういう天気があるのかしら? つららかなー?また寒くなるのー??? 今週は金曜日からイースター休暇だというのに・・・

 筏に乗りて。

「楽毅」読了。やっぱり一週間に文庫でも4冊一気読みはしんどい(笑 歴史モノを読んでいるとどうもおじさんになった気分になる。 こういうのは定年後の楽しみにとっておきたいよなあ、と 思うのだけれど魔力的面白さを断ち切るのはムズカシイ。 高校の時の…

 蝶の舞う季節

には、まだ早いのだけれど、昨日からクラシックのCDにしては珍しく美しい装丁のこのアルバムをずっと聴いていマス。ほとんどジャケ買いだったのにものすごくよかった。めくるめく浮遊感。蝶が闇の世界からはらりとすり抜けて来て、白昼夢をみせてくれるよう…

 wirelessよりwired?

家の中のLANをワイヤレスからコンセント経由のLANに替えたら、ネットがものすごく速くなった・・・。やっぱりつながってるって速いのか?

 数字とのつきあい

前に数字の手触りのことを書いたけれど、今日もやっぱりこれに助けられる。 1年分の電話代を同居人と割るのだけれど、彼の作った計算書の合計がなーんとなく高い。ちょっとの差だけど、1ヶ月約○○ユーロX12でそんな合計にはならないでしょ、とすぐにピンと…

 おおいなる勘違い

今日まで長いあいだ、Rob Krierという建築家とAlain Robbe-Grilletという小説家を同一人物なのだと思っていた。 そういうマルチな活動をしている人なんだと、勝手に。気がついてみるとすごい間違いデスね(汗 カタカナでは ロブ・クリエ と (アラン)・ロブ=…

中国4000年の歴史のかなた

月曜日にちょっと凹むできごとがあって、まだまだ自分の交渉能力の低さを実感。 人を説得するときには自分が感情的になったらだめなのだ。 自分の利益のことを考えているうちはまだ小さいのだ。 でも一緒に仕事をしてきたあの人もやっぱり最後はそこまでの人…