no読書な日々(たまにはいーか。)


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5月はドイツもゴールデンマンスとでもいうのか祝日が3日もある。日本のようにつづけてある訳ではなく、とびとびに3回。ドイツ語では中1日あいている祝日(木曜日か火曜日が祝日の時)のとき、中の日(この場合、金曜日や月曜日のこと)をBru"ckentag(橋の日)と呼んでいて、その日は有給を取って休みにする人が多い。先週は私もご多分にもれず、金曜日を休みにして4連休!だからといって何をしていた訳でもなく、本もあまり進んでいないので、なんとなくのmemo。

  • フォーサイスカンパニーの新作"Yes We Can't"をフランクフルトに見に行った。毎年春のこの新作公演だけは引っ越して来てからずっと行っている。今回は1幕の舞台で見せ切る濃密な作品。この人たちはずっとフォーサイス自身と一緒に練習を続けて来ている人たちなので、動きの切れがまったく違う。多様化する世界の複雑さと危うさ、それを地として、ローカルなもの、が対比的にちりばめられて行くという構成。ダンサーたちが踊りながら、民族民謡のようで、でも音楽にならない歌,言葉にならない言葉を発していく。


Take my hands. I'm a stranger.... Make your wish. という台詞だけが聞き取れるオトとして繰り返される。
思わず、来月の公演も予約してしまった。これは彼の古典的名作の大舞台なので見るのが楽しみ〜。

  • Angela Hewittのコンサートに行った。バッハの平均率クラヴィーア曲集第一巻を全部弾くという修行のような演目。弾く方も聞く方も何とも言えない緊張感がただよう。ああこれがバッハです。対位法です。背筋がのびちゃいます。(意外と寝てる人等いなくて、老若男女、曲に聞き入っているところはおどろき。やはり腐ってもここはバッハの国デシタ。)本当にピアノが良く鳴る人で、その鐘のような天から降ってくる美しいオトがバッハという禁欲的な音楽を鳴らしている、というところがよかったな。
  • Tumblerにいまさらハマっている。Twitterはあまり使い道がよく分からなかったけれど、多分友達リンクを増やして行く仕組みは似ていて、ネット上の気になる写真をクリップしていくうちに、自分と似たものを集めている人とどんどんリンクしていけて、次第に自分ではあまり集めなくてもいろんな人がリンクしている写真が次々集まってくるので、見てるだけのかなり受け身でも楽しい。写真だけ集めるならffffound!というもっとシンプルで美しいシステムがあるのだけれど、ここは招待制なので知り合いがいない・・・。(←見るだけはできマス。)Tumblerは写真だけでなく、なんでもクリップできるところが便利。Textでも、Videoでも。自分で何かをアップロードする必要もない。ただクリックするだけ。ソーシャルブックマークより簡単。(タグをつけれないのが難点。過去のメモをさがすのが大変。)最初1人はだれか他の人をFollowしないとつながっていかないので、この辺とかを参考に。私のTumblerはちなみにココ