よくばりなココロよ

昔の男友達の結婚の知らせを聞くとちょっとココロが痛む。
もう、彼と私が恋することはないんだね、と思うと。


ココロが痛むのは好きだったからなのだろうか。


恋になることができなかった小さな小さな思いのかけら達は
いつもはココロの奥にひそんでいるのに
ときどき浮上してきてちくちく刺す。


思い出が多いほど、ココロはあったかくて
でも、ときどきとてもいたい。