数字とのつきあい


前に数字の手触りのことを書いたけれど、今日もやっぱりこれに助けられる。
1年分の電話代を同居人と割るのだけれど、彼の作った計算書の合計がなーんとなく高い。ちょっとの差だけど、1ヶ月約○○ユーロX12でそんな合計にはならないでしょ、とすぐにピンと来る。こういうのはいつも数字とつきあって、頭でとりあえず概算する癖を忘れてはいけない。エクセルがこういってるんだから、とすぐに信じてはいけないのだ。怖い怖い。数字も生ものなのだ。

2年くらい前に買ったイクイクという2桁のかけ算を九九みたいに語呂合わせで覚えるという本があってトイレに置いてあるのだけれど、やっぱり数字は計算しないとピンとこない気がする。感触が重要なのだ。


二桁のかけ算 一九一九(イクイク) (黒松ブックス)

二桁のかけ算 一九一九(イクイク) (黒松ブックス)

数字といえば、最近近くのスーパーマーケットで、特売品を買ったときには気をつけないといけない。カゴのところでは”特価!”と書いてあってもレジでは定価のままになっている時が。あんまりよくあるので、これはもしかしたら作戦なのかもしれないと思うようになってきた。多分10人買って気がつく人が2、3人ならそのままの方が店に取って得だもんなー。商売だなー。そんな時だってやっぱり頼りになるのは暗算なのだ。