バリゾウゴン


え〜、うっそ〜、まじ?、むかつく〜ぅ。なにそれ?なにこれ。ありえなーいっ。
くそっ。けっ。


日本語には自分が自分に悪態をつく言葉のヴォキャブラリーが少ないのではないか。


急いでいるときに、忘れ物をしてしまった自分。
急いでいるときに限って起こるプリントエラーetc.etc.
日本人なら、マジ〜?ですませるところ。
そんな日常の様々な、あちゃちゃ、な場面でドイツ人ならまず間違いなく
scheisse!とかmist!(=shit!)とか言っている。


今日うちの事務所で Fluch=悪態 禁止例 がでた。scheisse一回1ユーロ。
これで、毎朝のコーヒータイムのクロワッサンが調達できる?


もちろん,悪態は美しくない。
ドイツ人もできれば言わないように気をつけている。本日は、
子供がまねするから、気をつけるよーに、とのお達し。


それはそうと、日本語に置き換えようとすると、日本語にはない悪態がたくさんある。
Nein!(ナイーン!うそお〜!?そんな訳ない!(まあこの辺はまだののしり言葉ではないか。)
Mein Gott(=Oh, my god!)(ぎゃぼ〜。のだめ風)
Oh, Mann!(おお、人々よ。→なんということだ。)
Um Gottes Willen!(=神の意志よ(直訳)→おお、なんということだ)
Himmel!(空→神の意志→むむ〜)
Um Himmels Willen!(=空→神の意志よ(直訳)→おお、なんということだ)
Mano-(マノ〜。と女の子がいうのはカワイイ。不公平〜,むかつく〜。)
Verdammt!(くそいまいましい!)
Scheisse!
Mist!
echten Kotzen!(あんまり訳したくないかんじ。)
fix!


多分、ドイツ語訳された漫画など見るともっともっとあるのですけど、
ただ思いつくだけでもいろいろある。これらは、しかも自分にいうことであって、
人をののしる言葉はまたすごい・・・。


この辺、お国柄がでて面白いところです。
なんでも神様のせい、らしい。