永遠の課題?


最近はずっと、おまじないのように英語を聞くとき"R"をラリルレロだと
思わないように、念じている。Rは決してラリルレロではないはずなのだ。
これは違う音なのだ。日本語にはない音なのだ。
ドイツ語の"ch"や"pf"やフランス語の"R"みたいに、日本語には存在しない音なのだ。
ちがうのだちがうのだちがうのだ。


と思っていてもどうしてもR+母音の音があるとラリルレロに聞こえてしまう。


http://www.uiowa.edu/~acadtech/phonetics/english/frameset.html
このページで舌の動きや口の動きを1音ずつ見られる。
RとLは明らかに全く違うのだ。
自分で口を動かして、自分の声を聞いてみるとやっぱり違う音に聞こえる。


でも、耳だけできくと分からないのだ(泣
ラリルレロを当てはめないようにして、どこかのページで説明していた
小さいゥ+ワイウエオ だと思って聞こうと集中して、ニュースの音だけずーっと
聞いて見ているのだけれど分からない。Rだと思うとLで、Lだと思うとRなのだ。


いつもうちのボスが言っている、jiuは99パーセントは反対にLとRを聞き取る
ということは、本当はわかっているのかもよ、という冗談を信じたい気持ちに
なるけれど、分からない。考えて分かるものじゃないのだ。


http://www.manythings.org/e/pronunciation.html
やっとインターネットで好きなだけLとRの単語を繰り返して比べられるページを
見つけた。画期的。(ここのLesson4がLとRの練習)


目をつぶってテストを繰り返す。


生後10ヶ月までに耳はできあがるとか12歳までに耳はできあがるとかいうけれど、
なんで、中1で英語をはじめたときに徹底的にRの音を教えてくれなかったんだろう?
あのときRとLの違いは舌をつけるかつけないかの違いだ、なんて甘い教え方じゃなくて
日本語には存在しない全く新しい音なのだ、と、RとLが似ているから間違わないように
なんて教えられなければ、まったく違う地平が見えていたに違いないのだ・・・くうう。


でもでも。
英語耳のMatsuzawa先生は脳の言語野は一生育てられるといってますぞよ。
ここであきらめないのだ。


あきらめたら試合終了なのだから(笑
きっといまからだってできる何かがあるはずなんだ。
物理的に違いが存在する限り。