That's it!
某英語コラムより。
That's it! (これで終わり/その通り!)という表現があるそうだ。
あ、これドイツ語でもありますあります。
Das war's.
こういうのは教科書に絶対でてこなくて、しかも毎日使う表現。
例えばファミレスでウエイトレスさんがお客さんに聞く。
「ご注文、こちらでよろしかったでしょうか?」
「はい。」
日本語だと、はい、だけですんでしまう。
ドイツではこれは、レストランだけではなくてパン屋とか肉屋とか
とにかく買い物をするときには絶対に毎日使う。
注文の最後に必ず聞かれるのだ。
"Haben Sie noch ein Wu"nsch?" 「ほかにご注文は?」
"Das war's"/ "Das war alles" 「これで全部です。」
最近日本は、買い物を自分で選んでレジで渡すだけだからこの会話がないのだろうな。
こっちはパン屋でも肉屋でもチーズ屋でもいちいちお店の人にこれとこれとこれ、
とか注文をして、とってもらう。1つしか買わないとちょっとすまない気になって
しまうのが、売り手の作戦なのか?と昔は思っていたけど、最近はお昼のサンド用
チーズ2切れ、とかでも平気で買えるようになってしまった。(ずうずうしい。)
と思っていたら、この間同僚にサンドのチーズを買うのを頼んだら、なんとお店の
人にあの日本人の子の?と聞かれて驚いたらしい。覚えられていたとは・・・。
あの子はアレゴイヤーのエメンターラーよ、と種類までおばちゃんの方が知っていた。
悪いことはできないな・・・。町の人に顔を知られているなんて?
(でも、ここそんなに田舎じゃないんだけどな。)