今日のひとこと

やりはじめないと、やる気はでません。 脳の「側坐核」が活動するとやる気がでるのですが、 側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので。 「海馬」より ちょっと手帳を見返していたら目に留まった一言。 やりはじめないといけないのですね。はい。 あ…

 1000冊の本

だいたい私の読書ペースは平均で月に4,5冊(娯楽系をいれればもうちょっと。)というところなので、これは1年に50-60冊という計算になる。このペースで例えば1000冊本を読む為にはどれくらいかかるのか、とふと考えてみた。ゆっくり読んでも1000÷50=2020年だ…

 生命とは何か

何年か前、千夜千冊で読んでからずっと気になっていたのに絶版だったので復刊ドットコムにもリクエストしていたこの本。実は1回復刊したのにもうまた品切れになっている。どーしたんだろう。復刊ドットコムからお知らせがきてさっそく買った本には2005年版重…

it's not モノンクル but モノクル!

MONOCLEという雑誌の名前を某編集者のblogで見て、仕事帰りに中央駅の雑誌スタンドにひとっ走り。Wallpaper*を創刊したタイラー・ブリュレさんという人が去年からたち上げた新しい総合政治経済カルチャー雑誌。3月号は創刊1周年記念号だった。去年からかな…

 今日も雪だ。

静かな1日でした。 この間日本から送っておいた荷物に入れてあった浅田彰くんの「ヘルメスの音楽」をパラパラ見ながら、シューマンを聴いている。大学生になったばかりの頃,ご多分にもれず意味もわからずラテン語でも読んでいるような気分になりながら雰囲…

 懲りないenglish・・・

すっかり春になったのかと思っていら、冬が最後のアリバイ作りをするかのようにまた雪をしずかに降らせはじめた。そんな、3月始まりの菜種雪の午後、またコリズに英語の話。iknow!(http://www.iknow.co.jp/) 英語をただで学習できるサイト、などと書くとか…

 今さら、だけど、アウステルリッツ。

さて、週末は往復6時間も電車に乗っているので、私の1週間の読書の成果は実はここにかかっている。読んでいる本がつまらないと、あっという間に睡眠タイムとなって消える。今週はゼーバルトのアウステルリッツ、遂に読了。作者がドイツ人だからって、ここ…

 下道(したみち)

ほとんどの週末はこの街から3時間ほどはなれた某観光地で有名な街で過ごしている。(だから週末はネットにつながない。)その街のaltstadt(旧市街)にはhauptstrasse(メイン通り)とunterstrasse(下通り)という2つの通りがあって、そのunterstrasseには飲み…

それでも、don't worry be happy!

なぜだか1年に1回、2月に仕事に行けない日がある。多分、長い冬のせいでちょっと鬱っぽくなるのだ。タイヨウがここでは弱すぎるのだ。そういう日は会社をさぼって、ずーっと送ってもらったドラマのDVDなど意味の無い物を1日中布団の中で見続ける。1日見…

 静から動の季節へ

1年の半分は自転車で、残りの半分はトラム(路面電車)とバスで通勤している。頭の中に冬バージョンのネットワークと夏バージョンのネットワークがある。冬はどこに何があって、どこにいくにはどのトラムで、どのバスで、どの地下鉄でと都市の地理を交通の…

 紙のドイツ語辞書

年間通して "olnine オンライン 辞書 ドイツ語 独和 和独" あたりの検索で ここにたどりつく人が多いみたいなのでふろく編。(オンライン辞書編:20070119) 紙の辞書では大修館のハンディマイスター独和辞典がダントツにいいです。 なぜか全然改訂増刷されな…

 たぶんこれが春なのだ。

暖かくなってくると急に飲み会が増える。みな,穴蔵から這い出てくる虫のよーに。 年末に事務所をやめたBと同僚のAと事務所近くのいつものSpanish Barでチョリソーをつまみにだべる。 今年から街のパブリックスペース(店内のみ)はすべて禁煙という厳しーい…

 体力作りの春です。

あったかいので、久々に自転車で通勤してきたら頭が・・・。酸欠。 そしていつも血があんまりいってない欠陥(いや血管)にどどーっと血が流れて、いたい・・・。 週末、2年くらい行方不明になっていた知り合いの居場所(働いているレストラン)を やーーー…

週末だからといって・・・それでいーのか→私?

昨日からTwitterとTumblrをものすごく今さら使ってみるテスト中。 ただ、Tumblrが仕事中のメモ帳に便利そうだから。Twitterはついで。 GoogleのNotebookより便利だったらこっちに移行しよう。 (↑単に整理しきれなくなった外付けHDを見捨てて新しいPCに乗り換…

 とりとめもなく

ここにいると日本人で年代が近いというだけで、さまざまなバックグラウンドの人達がなんとなくゆるくひろくつながっていく。 昨晩はとにかくおいしいものが食べたい、というKの希望で最近お気に入りのギリシャ料理屋で魚をたらふく食べ、ギリシャワインとウ…

 新しい積読攻撃・・・

1月に日本から帰国する前に安い書籍便(本の船便)で送っておいた本が1ヶ月半の時を経て、一山届いた・・・。 は、は、は。 こっちには限られた本しか持って来ていないし、帰国するたびにKoffer(スーツケース)に詰めて持って帰れるだけ持って帰って実家の…

 windows?

この国では窓というのは、厚いレンガの壁にうがたれた穴のことだ。その小さな穴をさらに窓の桟で仕切っていく。小さく小さく・・・。 お施主さんというのはどうも建築に対してノスタルジックな思いがあって、窓に仕切りの桟をつけたい、などと気軽にいうのだ…

 生物と無生物のあいだ

なぜかここのところ生物系読書が続いているのだけれど、この本を読んでいたら建築か生物かで真剣に悩んでいた高校生時代を思い出した。あの頃「二重らせん」や利根川氏の「精神と物質」を読んで真剣に生物学に行こうかと思ったりしたけれど、化学が嫌いだっ…

 聖○○○○○○

きょうは世に言うサンクト・ヴァレンティンスタークなので、ひともすなるケーキとやらを焼いてみている途中。明日は友達の30歳バースデーパーティーだし一石二鳥。しめしめ。 ちなみにドイツではあまりヴァレンタインの風習をやっている人はいない・・・。 …

 くにっと?

週末のとある男女の会話: jiu 「それで、そのパイプがknickenしててさー」 相棒「knicken(くにっけん)?」 jiu 「だから、パイプが くにっと 曲がってるってこと」・・・?! 2人、やがて大爆笑。 ううう、全然気がついてなかったぞ・・・。 こんなによく…

101101101的世界

今日書く予定だった別の話用にLinkを探していて昔のブックマークを手当たり次第に開いていたら出て来たモノ。 101101101的flash animation。 http://samorost2.net/psyride/ でも多分この人たちの神髄はこっち。 http://samorost2.net/plantage/ しばし不思…

 正しく脳みそを鍛える方法

さて、ひさびさに語学の話(でもないか?)。 積読削減対策をあざ笑うかのように某法令集を頼むついでに買ってしまった本が日本からひと山届いた(泣 ああまた振り出しか。 週末に読み始めた「シャドーイングと音読の科学」が結構面白い。シャドーイングとい…

 読み途中のものたちetc.のメモ

・レイアウトの法則(20080131) これは読了したけれど、結局前半の方がおもしろかった。後半の対談は読んでみたら昔10+1で読んだことがあったのを思い出した。 アフォーダンスの考え方をデザインに使えるのか?という問いには結局あまり上手く答えていない…

 聖なる酔っぱらいの伝説

積読削減強化対策中につき。 ドイツ語圏ユダヤ人作家ヨーゼフ・ロートの短編集、読了。 個人的にはマルケスのエレンディラにも匹敵する強烈な印象が残る短編集かもしれない。 「あなただったら、わたしのためにニューヨークをすてるかしら?」この夜、私はこ…

 祭りのあと

そういえば今週はカーニバル(謝肉祭)だったのだ。もう春だ。 今年もまたKrapfchen(カーニバルの季節に食べる揚げパン)を随分食べた。

 つながる

突然ある訃報のメールが届く。高校のときの部活の先輩だ。しかもよりによって去年の夏に亡くなった他の人の話をボスに伝えたときだったので、虫が知らせるとはこのことか、と一瞬息が止まりそうになった。ボスはなんで彼のことを今日、あの瞬間に私に聞いた…

 青春の思い出

週末、カール・ハイドとリック・スミスのライブを生まれてはじめて見た。 チケットがすぐ買えるあたりここが田舎なのか、もうあんまり流行っていないのか。 ああ、Underworldって実は歌いまくるバンドだったのか・・・とこの年にしてはじめて知る(笑 こんな…

 月は東に陽は西に。山は南に海はもっと南に。

この街に引っ越してきてから5年以上も経つのにいまだに方向感覚を失うことがある。この街はアルプスの北側にある。要するに都市の南側に高い山脈がある。そして都市の北側は永遠北海に出るまで真っ平らだ。この大雑把にいえば、北に海があって、南が高い山…

 レイアウトの法則

内容よりタイトルと本の装丁が気になって買った本。ジャケ買いならぬ装丁買い。タイトルにふさわしく本文のデザインも凝りに凝った杉浦康平風。(今よく見たらお弟子さんでした。最後にその装丁家との対談も入っている。) さて、5年前買った当時は大学院生…

 チェーホフ/桜の園

このところ積読削減強化対策中なので、とにかく5mm以下の厚さの文庫本からやっつけている。かれこれ神田の古本屋で買ってから10年以上も読んでいなかったチェーホフ「桜の園」を読んだ。なぜこれを買ったのかといえば、同名の吉田秋生の作品の中心モチーフだ…